こんなケースがありますので掲載します。
我が家の愛犬は7歳になるキャバリア・キングチャールズ・スパニエルのオスです。
生後8ヶ月頃に去勢手術をしたのですが、手術で体力を消耗し免疫力が低下したのか、しばらくして疥癬(ひぜん)という皮膚の病気にかかりました。
ヒゼンダニというダニの一種が皮膚に寄生することで、激しい痒みや皮膚疾患を
引き起こす病気です。
それまで毎日元気に遊んでいた愛犬が急に大人しくなり、お気に入りのおもちゃにもまったく反応せず、自分のベッドの上からほとんど動かないのです。
ちょっと変だなと思ったものの、食欲は今まで通り旺盛だったため、手術したことで少し元気がないだけだろうと思っていました。
しかしそれから間もなくして大量の毛が抜け、出血するまで首などを掻き毟ったり足を噛み始めたため、驚いて病院へ連れて行きました。
この疥癬は人間にも感染するそうで、毎晩一緒に寝ていた父まで体中に赤い発疹ができていました。
元気がなくなった時点ですぐに病院へ連れて行けば、こんなに苦しい思いをさせずに済んだのにと激しく後悔しました。
それからは口の中や体を丁寧にチェックしたり、動物病院にも定期的に通ってどこかおかしなところがないか診てもらっています。
言葉が話せない犬の健康を守るには、日頃から飼い主がしっかりと愛犬と向き合うことが何より重要だと思います。