触り心地のよい肉球ですが、実は前足と後ろ足で名称が違うんです。
また、肉球の数も違い、前足は5つ。後ろ足は4つ肉球があります。
名称はそれぞれ、指球(しきゅう)、掌球(しょうきゅう)、手根球(しゅこんきゅう)、趾球(しきゅう)、足底球(そくていきゅう)と呼ばれています。
犬は汗をかかないため、ハァハァして体温調節していますが、肉球は汗をかきます。これも体温調節のためにかきます。
冬の寒い日に犬はもちろん素足?で散歩しますが人間のように霜焼けにはなりません。
肉球は皮膚の角質層が厚く頑丈で、熱が内部の組織に伝わりにくくなっています。
このため地面が熱くてもやけどしませんし、寒くても熱が伝わりにくくなっています。
また、静脈のすぐ近くに動脈の温かい血液が流れるようになっているので、血液が冷えたままになりません。