我が家にやってきたミニチュアダックスの「エアロ」♂は、とても元気で人なつこくって家族みんなに好かれるのには、そんなに時間がかかりませんでした。
特に長女とはとても仲良しで、同じふとんで一緒に寝るのは勿論、
一つのソフトクリームを一人と一匹でわけあって食べるほどでした。
冬は寒いと思いケージの周りを発泡剤で囲みましたが、エアロにしてみれば家族の姿を見たかったのでしょう、後ろ足で立って、家族を見て喜んでいましたし、家族もその姿を見て喜んでいました。
それがミニチュアダックスにとって非情に悪いことだということを知らずに・・・。
ある日の春のことです。
突然エアロの後ろ足が利かなくなったのです。
そして、後ろ足を引きずるようになりました。
すぐに動物病院に連れて行きました。
医師の診断は、重度の椎間板ヘルニア。
手術をしても歩ける可能性は、50%ということでした。
幸いにも排泄は、自分できるので、歩けるようになる可能性が高いということでした。
手術して、もう4年が経ちます。
やっと少し立てるようになってきましたがまだまだです。
ミニチュアダックスは、絶対に後ろ足で立たせては、なりません。
縦に抱っこもNGです。
抱っこするときは後ろ足をもって横に抱っこです。
基本的に抱っこしてはダメな犬です。
また上から目線も良くありません。
とにかく腰に負担をかけるような格好をさせてはいけません。
何しろミニチュアダックスは、3頭に1頭の割合で椎間板ヘルニアになるようです。
そして、そのうちの半分くらいは、歩けなくなるようです。
ミニチュアダックスを飼う人が多いようですが、飼うのは、意外と難しい犬です。
以上ミニチュアダックスの飼い方の豆知識です。